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ベーチェチョルさんに泣けた

八雲町では明日。「さむいべや祭り」なるものがあるようです。

ハーベスタでおなじみ噴火ワンパノラマパークが会場。

僕はちょっと寒すぎるから行けないけど

何かの新記録らしい110メートルの氷の滑り台が登場したり

後は太鼓の演目とビンゴ大会、駅伝大会なんかがあるみたい。

なんかもう20年もやってるんだって。全然知らなかったよ~。

9時半、11時、13時に役場から、その各10分後には駅から

シャトルバスも出るそうなんで、興味のある人はぜひ。

と言いつつ、八雲まで来れるような距離の人がどれだけ

このブログを読むのやら~。まぁ祭りの名前だけ覚えてね~。←何者?



ところで、昨日もすごいテレビを見ちゃいましたー。

泣きましたねー。メチャメチャ泣きました。

プレミアム10でテノール歌手のベーチェチョルさんについて

やっていたんだけど、彼はアジアで100年にひとりの逸材と

言われた超実力派。

そんな彼が甲状腺癌の摘出手術で声帯の神経を切断してしまい

歌えなくなったというのです。手術は失敗と言うより

場所が場所だけにリスクのある難しい手術だったんだろうけど

このことは、たぶん、メジャーリーガーイチローがバットを

持てなくなることと同じぐらいインパクトのある厳しい現実。

命と歌とどっちか?と言われたら、命かもしれないけど

歌は彼にとって命だからね

やっぱり命を取られたくらいの気持ちにもなるでしょう?


だけど、そこから彼はもう一度歌を取り戻すチャレンジに出るんだよね。

声帯を強化する手術をして、その術中に歌ってみるすごい映像。

子供のころから慣れ親しんだ賛美歌だけど

それがびっくりする程うまくてね。高音や声の長さには問題があるけど

後はリハビリによって回復できるかもしれないと期待が持てるほどに

手術はうまく行ったようでした。


だけど、リハビリをがんばって少しずつ戻ってくる部分と、

なかなか戻らない部分。そんな彼を支えてくれる人たち。

僕の涙が止まらなくなったのは、彼が意を決して教会で歌った賛美歌でした。

術中にも歌ったあの歌です。

ものすごく上手だけど、やっぱりときどき声が出なくなるんだよね。

そしたら、歌ってるのがうれしいのか

歌えないのが悔しいのか、感極まって涙ぐむベーさん。

そんなとき、止まりかけた彼の歌を支えたのは、そこにいた人たちの歌でした。

自然にみんなが歌い始めたときは、本当に鳥肌か立ちましたね。

その声がみんな美しくて、空から陽が差してきたように

温かくも感じました。あのエコーがかかる感じの教会音楽の特徴かなぁ?

いずれにしてもものすごく感動的なシーンでしたね。


そんなことがありながら、リハビリを続けても、ままならない彼の歌。

普通に歌えるようにはなっても、プロとしては不十分すぎて

納得のいかない彼を引っ張ったのは、友人の日本人音楽プロデューサー。

病気になる前の音源を使ってCDをリリースしたり

番組の最後には、日本で行われるオペラの

音楽監督的なアドバイスを貰うという名目で呼び出し、本番が終わって

お客のはけたステージで歌わせようという作戦を実行しました。


ネタを明かしたとき、予想していたとはいえ彼は少し躊躇しながら

「まだ人前で歌える状態じゃないけど、ここは唄うべきなんだろうな」と

仲間たちが見ている中で、立派に歌えあげました。

オペラを知らない僕の素人目には完璧に近い形の歌。

本当に素晴らしかったですね。こころから感動しました。


きっと人って自分ひとりでは、到底乗り越えられないような壁も

周りのサポートで少しずつよじ登っていけるのかもしれないね。

誰もその先の結果は知らないけど、信じてがんばる彼と周りの人たちに

人間のいい部分をたくさん見ることが出来ました。

もちろん応援や心配がプレッシャーになることもあるだろうけど

そういう部分も含めて、そこに関わるみんなが悩みながら進んでいくことに

大きな意味があるのだろうと感じました。


とりあえず、僕も彼のことを応援したいと思ったので

彼のチャレンジを応援するためにリリースしたという

例のCDを買うことにしました。

正直、オペラなんて、まったく聴いたことがないけど、

これが僕の趣味を広げるきっかけになれば

それもいいなぁと思うんだよね。ふふっ

人生を楽しむには、どんなことでもきっかけにしてしまう。これが鉄則なのだ。

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1003603&GOODS_SORT_CD=102


ということで、なんかうまく書けたか分からないけど

いまだ歌を取り戻すチャレンジを続けている

ベーチェチョルさんについて書いてみました。

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コメント

とても良い番組だったんですね。
のぶさんの文からそれがすごく伝わってきました。
本当に人間っていいな、すごいなって思えてきますよね。

さむいべや祭り、はじめて知りました(笑)
ハーベスタの所でしたら、きっと素敵なイベントなんでしょうね。

投稿: hirono | 2008.02.10 21:02

confidentその番組見たかったな~。
のぶさんの文章だけでどういう人なのかっていうのは、充分想像できたけどね。
でも、世の中にはすごい人がいるんだね。
なんでもチャレンジする姿勢ってすばらしいよね。
私もちょっと自分のだらけたチャレンジ精神にカツ!を入れなきゃいけないなぁ・・・coldsweats01反省!

私もさむいべや祭りって初めて聞きました。
ネーミングだけでなんだか面白そう~。wink

投稿: マリーナ | 2008.02.10 22:37

ひろさん

本当にいい番組でしたよ。
がんばってる人を見るのは
とても良いものですよね。
僕ももっとがんばらなきゃと
思ってしまいます。ふふっ

昨日は天気が良かったので
祭り日和だったでしょうね。
晴れた日の雪景色はきれいですもんね。
新聞にも盛況だったと書いてありました。


マリーナさん

NHKだから再放送があると思いますよ。

ホント世の中にはすごい人がいますよね。
たぶん僕たちが知らないだけで、
そういう人たちって
たくさんいるんでしょうね。うれしくなります。
でも、マリーナさんのチャレンジ精神だって
素晴らしいと思いますよ。
いつも感心していますもんね。
ブログを見てても分かりますよー。かっこいいです。

さむいべや!って、ちょっと方言を前に
出しすぎな気が。ふふっ
なんか活字にすると違和感がありますね~。
でも、インパクトはかなりあるでしょうね。

投稿: のぶ | 2008.02.11 15:48

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